代表 司法書士
いかわ しげかず
井川 茂和
バスケットボールで培った、考えて積み重ねる力
司法書士になる前、私は製造業で働きながら、兵庫県の実業団バスケットボールチームで活動していました。
1部リーグでの優勝、MVPの受賞など、真剣勝負の中で目標に向き合ってきた時間は、今の仕事にも大きくつながっています。
華やかな結果だけを見ると、特別なことのように見えるかもしれません。
けれど実際には、課題と向き合い、仲間と何度も修正を重ねる日々でした。
うまくいかない時には、ただ量をこなすのではなく、何が原因なのかを考え、今の自分に足りないものを見つけ、課題を一つずつ分けて取り組む。
目標に近づくために、何が必要かを考えながら努力を重ねる。
その姿勢は、司法書士として相談者の方と向き合う今も、私の土台になっています。
司法書士になってから芽生えた想い
司法書士試験に挑戦した最初のきっかけは、正直に言えば、最初から大きな使命感があったわけではありません。
バスケットボールを続ける中で体力の変化を感じ、「今度は勉強で自分を試してみよう」と思ったことが始まりでした。
ただ、勉強を重ね、司法書士として実務に向き合う中で、この資格は、暮らしや財産に関わる大切な場面で力を発揮できるものだと実感するようになりました。
司法書士は、思い立ってすぐになれる仕事ではありません。
時間をかけて学び、試験を越え、責任を持って人の暮らしや財産に関わる資格です。
だからこそ、この資格を肩書きだけで終わらせるのではなく、社会の中で本当に必要としている方のために活かしたい。
司法書士になってから、その思いが少しずつ強くなっていきました。
相続でもめる人を、少しでも減らしたい
特に力を入れているのが、相続や生前対策です。
相続が起こった後のご相談では、相続人同士の話し合いがまとまらなかったり、目の前で感情がぶつかったりする場面に立ち会うことがあります。
相続財産は、亡くなった方が人生の時間や経験を重ねて築いてこられた大切なものです。
その財産が、最後に家族の争いのきっかけになってしまう。
それは、とても悲しいことだと感じています。
だからこそ、相続が起こってから慌てて考えるのではなく、元気なうちに、できる備えを一緒に考えておくことが大切だと考えています。
「相続でもめる人を少しでも減らしたい」
「認知症や施設入居の前に、選べる備えを知ってほしい」
「ご本人とご家族が、後悔の少ない形でこれからを考えられるようにしたい」
その想いから、司法書士法人まりものわでは、ご本人やご家族からのご相談だけでなく、介護・福祉・医療・地域の支え手の方々ともつながりながら、早めに気づき、必要な備えにつながる地域づくりを目指しています。
相談しやすい司法書士であるために
司法書士や士業というと、どうしても堅く、相談しづらい印象があるかもしれません。
実際に、緊張した様子で来られる方もいらっしゃいます。
だからこそ、まず安心して話していただける雰囲気をつくることも、こちら側の大切な役割だと考えています。
ご相談では、表面的なお困りごとだけで判断するのではなく、家族関係、財産の状況、これからの暮らし、相談者ご本人の想いまで含めて、何が本当の課題なのかを一緒に整理することを大切にしています。
すぐに答えを出すことよりも、その方にとって納得しやすい道筋を見つけること。
そのために、日々知識を深め、多くの相談から学びながら、一人ひとりに合った進め方をご提案できるよう努めています。
ただ、相談の入口は、もっと身近であってよいと思っています。
最初から難しい話をする必要はありません。手元にある資料や、少し気になっていることからで大丈夫です。
普段着で、お散歩ついでにお越しください。雑談から始まり、気がつけば少し道筋が見えている。
そんな時間をご一緒できれば幸いです。