遺言書
遺言書は、自分の財産を誰にどのように遺すかを法的に示すための大切な書類です。
大切な財産を、誰にどのように引き継ぐかを考えることは、ご家族への大切な準備です。もし判断能力が低下したり、急な体調変化があったりすると、思いどおりに遺言書を作成することが難しくなるかもしれません。
遺言書を作成しておけば、相続の際に家族が戸惑いにくくなり、トラブルの予防につながる場合があります。大切な準備を、今から始めてみませんか?
準備できるうちに考えておきたいこと
遺言書がなければ相続で家族が対立することも
財産の分け方を決めずに相続が始まると、相続人同士が自分の考えを主張し合い、家族の仲がぎくしゃくすることもあります。
遺言書の準備段階で財産について整理し、それを遺言書として残しておけば、相続時のトラブルを予防しやすくなります。
判断能力が低下すると、書きたい時に書けないことも
判断能力の低下は誰にでも起こり得る問題です。先延ばしにしているうちに判断能力が低下し、遺言書を作成することが難しくなる恐れがあります。
「あの時書いておけば…」と後悔しないためにも、元気な今こそ準備を始めましょう。
遺言書の種類と必要に応じた見直しのすすめ
自筆証書と公正証書、それぞれの違いとおすすめ
遺言書には、自分で書く「自筆証書遺言」と、公証人が関与して作成する「公正証書遺言」があります。
自筆証書遺言は作成しやすい反面、形式不備や作成時の意思能力をめぐって争いが起こるリスクがあります。
公正証書遺言は、公証人が関与して作成するため、形式不備や紛失のリスクを抑えやすく、相続時の手続きを進めやすくなります。
内容は必要に応じて見直せる。今の想いを今残すことが大切
遺言書は、一度作って終わりではありません。ライフステージや気持ちが変われば、方式に従って撤回・変更することができます。
ただ、「そのうち…」と先延ばしにすると、せっかく予防できたはずのトラブルに備えられなくなることもあります。
今の気持ちは、今のうちにしっかり残しておきましょう。